こんにちは。魚料理も大好きナナ@kagoshimasoundです。
鹿児島魚類市場で開催されたお魚料理教室に参加してきました。
市場で仕入れた旬のサバをまるごと一匹使う料理を4品習ってきましたよ。
もちろん、作った後は試食。
脂が乗った旬のサバがめちゃくちゃうまい!
鹿児島魚類市場は、改装されたばかりの真新しい建物。
調理室もキレイで、新しい調理器具が充実してました。
今回の料理教室が、初めての本格始動ということで、今後も定期的に開催していくみたいです。
また機会があったらぜひ応募したい、最高すぎるお料理教室でしたよ。
「お魚料理教室」当選のお知らせがきた!
先月の「市民のひろば」に市場直送の旬の食材を使った料理教室の案内が載っていました。
お魚食べたい、魚料理のレパートリー増やしたい!と日ごろから思っていたのでさっそく、主催の「いお・かごしま魚食普及拡大推進協議会」のHPから申し込み。
するとめでたく当選!やったー!
鹿児島魚類市場で開催お料理教室へGO!
鹿児島魚類市場は、鹿児島市城南町にあります。
目の前に桜島がどーん。
今日もヤツは元気だな。
噴火されるのは嫌だけれども、噴火しないとまた心配になるという…
鹿児島魚類市場はここ↓
市場食堂に行く場合を除いては、一般のお客さんは立ち入れないところ。
ドキドキしながら駐車場に行くと、係の人が案内してくれました。
築地の豊洲移転の時に話題になっていたターレが駐車場も走っていました。
活気ある市場って感じがして賑やかだけれど、ちょっと怖いですね。
無事、駐車場に車を停めると、真新しい建物へ。
改装したばかりのすごくきれいな建物。
お料理教室は2階の案内が出ていました。
お料理教室の主催は「いお・かごしま」
いお・かごしま魚食普及拡大推進協議会とは、市民、県民の健康推進のため新鮮で安心・安全な水産物を供給することや、魚食の普及を推進し、水産物の消費拡大と魚類市場の活性化を目的に活動しています。
(引用:いお・かごしま魚食普及拡大推進協議会)
昔と比べて、日本人が魚を食べる量がどんどん減ってきています。
魚を食べる機会が減り、スーパーでは切り身の魚が並んでいて、魚を捌ける人も少なくなってしまいました。
そこで、美味しい魚の調理の仕方を覚えてもらって、魚をたくさん食べてもらおうという趣旨でお料理教室を開催することにしたんだそうです。
サバを一匹まるごと使ったお料理4品を作る
作業台も、ガスコンロも新品ピカピカ。
調理器具もキレイなものがそろっていました。
いお・かごしまの担当の方が挨拶された後は、講師の紹介。
「昔、魚類市場のアイドルでした」
と挨拶された講師の先生は、以前は仲卸で魚類市場に働いていて、今は居酒屋を営んでらっしゃいます。
魚類市場で培った確かな目で、新鮮なお魚を毎朝仕入れているんだって。
これは、ぜひとも行きたいお店。
マサバとゴマサバの違い
(いただいた資料を撮影しました)
まずは、正面の調理台で講師の先生がお手本を作って手順を説明します。
今日のお魚はサバ。
今が旬のマサバとゴマサバの違いを説明してもらいました。
- 背中にゴマをふったような黒い模様があるほうがゴマサバ(丸サバ)
- 断面が平たいのが平サバ(マサバ)
シメサバにするには、平サバが向いているそうです。
サバ一匹を捌く
イラストはたぶんゴマサバ。
今回使うのは平サバでで1匹のサバから4種類のお料理を作ります。
1班は4人。
だけど、サバは1人1匹。
大きなサバを1人で捌きます。
- えらを取って内臓を取り出す
- 頭を落として、二つに割る
- ひれに添わせるように包丁を入れる
- 3枚に降ろしたら腹骨をすくように取る
といった流れで、サバを捌きました。
3枚おろしにした半身をシメサバに、頭は湯なます、残りは昆布巻きと南蛮漬けにしました。
3時間かかって完成
サバを一匹まるごと使って、4品が完成しました。
すごい豪華。
これ定食で出したらいくらでしょうね。
大きなサバ半身を使ったシメサバもすごい量。
そして、味はおいしー!!
脂がのってて、濃厚なうまみ。
この大量のシメサバを食べて、汁物の湯なますを食べたら、もうお腹いっぱい。
どうしようと思ったらちゃんとお持ち帰り用のパックを用意してありました。
ありがたーい!
お魚料理教室に参加してきましたまとめ
私が作ったもの。なかなか良い感じ?
昆布巻きや南蛮漬けはよく作るけれど、シメサバ、湯なますを作ったのは初めて。
シメサバは時間がかかるけれど、意外と簡単にできたし、湯なますはさっぱりしてとても美味しかった。
新しいメニューの作り方を教えてもらったので、さっそく家でも作りたいです。
今回のお料理教室は、いお・かごしま主催で、魚食拡大推進という意図があるらしいです。
捌き方を知らない方や調理法がわからない方も増えてきているらしいので、お料理教室で、捌き方や調理法を知ってもらえば、魚を家庭で食べる機会が増えるかもしれませんね。
美味しく食べられて、作り方も学べる大満足な料理教室でした。